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 疲れやすい人の特徴は呼吸が荒いのですが、そのことには本人はあまり関心を持っていないようです。もし関心があれば体質は改善されているはずです。

 

肺は細胞の中に酸素を運びますが、酸素を取り込むためには二酸化炭素が必要です。
二酸化炭素の濃度が多いほど、細胞の中に酸素を取り込む量が増える。細胞内に酸素を多く取り込むということはエネルギー量が増え、体や脳に対して活力が増してくるわけなんです。

ストレスに弱い人は、二酸化炭素を充分に取り入れられないので、二酸化炭素をため込む暇もなくやたらと咳ばらい、ため息、大声で話をしたり、「どっこいしょ」と言ったりします。
咳払いをした後体にエネルギーが漲ったとか、「どっこいしょ」と言って座ったら元気になった、ということはないんです。

大きく息を吸って、大きく息を吐きだすということは、息が荒いということです。
二酸化炭素が一定量増えると延髄が息を吐くように指令します。
またストレスが溜まるとため息を吐きます。


ため息は副交感神経を優位にするためリラックスしますが、二酸化炭素を充分に取り入れられないので、ますますストレスは溜まってきます。
二酸化炭素をため込んで行う呼吸法は日常で行うことができます。

 

ウォーキングでは顎をあげます。それによって呼吸が楽になるからです。

顎を下げると力が入ってしまい、呼吸が荒くなってしまいます。

あくまでも全身の力を抜いてリラックスをした状態で息を吸い、少し息を止めて二酸化炭素を溜めて、吐く息はゆっくりと行います。

 

少し息を止めることで二酸化炭素をためることができます。

 

茶道では正座をするときと立ち上がるとき、帛紗捌き、天目茶碗の大すすぎで行われてます。

波動を送るレッスン、オーラーレッスンは当教室のウォーキングで行っております。参加ご希望の方はご連絡ください。



2025年06月15日